宮本良三が行政書士になったキッカケ 3

 

・コンクリート破砕機作業主任者

 

宮本良三は芋づる式に資格を取得したい、と願い片っ端から参考書のページをめくっていました。もち
ろん最終目的は資格手当という金員なのです。

宮本良三は大阪市の大阪営業所からの転勤者ですので、社宅が与えられました。社宅が気に入らなけれ
ば、借り上げてくれました。当初は東京都葛飾区の寮で暮らしましたが、やがて葛飾区のアパートへ移
転し、ついに千葉県佐倉市上志津へ転居しました。

宮本良三が佐倉市上志津へ移転したのは、闇雲ではありません。受け皿もあり、それなりの計画も持っ
ていたのです。その辺は抜け目がなかったのです。計画というのは、当時千葉県では行政書士の試験が
通りやすい、と聞いたからです。

話をコンクリート破砕機作業主任者へ戻します。この講習資格は国家資格です。山梨県甲府市へ通って
資格を取得しました。甲府駅前の武田信玄像を何度も触りました。すると何かしらの縁ができたのか、
幾度も甲府市へ出張する機会を得ました。このコンクリート破砕機作業主任者は火薬の関連資格です。